PGAツアー2028年新会員資格制度発表、チャンピオンシップシリーズとチャレンジャーシリーズの詳細

PGAツアーが2028年シーズンから新たな会員資格制度を導入し、競技構造を大きく変える改革を発表しました。現在の枠組みから、選手をチャンピオンシップシリーズとチャレンジャーシリーズに分ける新モデルへの移行に伴い、2027年シーズンは過渡期の特別な資格基準が適用されます。PGAツアーCEOのブライアン・ロラップ氏は「成績が機会を決定するという、このスポーツの独自性を守る制度」と説明し、新制度は優秀な選手がキャリアのどの段階でも明確な道筋を得られるように設計されていると強調しています。
新制度では、2つのシリーズが並行して運営され、成績によって年間で移動が可能になります。チャンピオンシップシリーズはトッププレイヤーや実績のあるベテラン、有望な若手スターが集まる一方、チャレンジャーシリーズは再び上位層への復帰を目指す実績ある選手やプロ入りを目指す新進気鋭の選手が参加します。2028年の初期会員資格は2026年と2027年の成績で決定され、チャンピオンシップシリーズには、2027年のメジャー大会、ザ・プレーヤーズ、シグネチャー大会の優勝者(2029年まで会員資格)、2027年のフルフィールド大会優勝者、2027年フェデックスカップポイントランキング上位70人などが含まれます。チャレンジャーシリーズには、2027年フェデックスカップ秋のポイントリスト96〜175位、2027年コーンフェリーツアーポイントランキング11位から30人などが対象となります。また、限定的な医療免除も認められています。
PGAツアーチャンピオンシップシリーズの会員は、すべてのチャンピオンシップシリーズ大会に出場できますが、マスターズ、PGAチャンピオンシップ、全米オープン、全英オープン、ザ・プレーヤーズは独自の基準を維持する場合があります。選手が棄権した場合の補充やオルタネートリストは行われず、スポンサー免除も廃止されます。今後、チャンピオンシップシリーズには114人の選手に加え、前シーズンの上位90人、チャレンジャーシリーズからの昇格者上位20人、チャレンジャーシリーズでシーズン中に2勝以上した選手などが含まれます。
一方、日本のゴルフファンにとって馴染みが薄い「フェデックスカップ」や「コーンフェリーツアー」の役割を補足すると、フェデックスカップはPGAツアーの年間ポイント制度で、最終的に最優秀プレイヤーを決定する仕組みです。コーンフェリーツアーはプロデビューを目指す選手が集まる育成ツアーであり、上位者にはPGAツアーへの昇格のチャンスが与えられます。今回の改革では、こうした下部ツアーの成績も新たなシリーズの資格に直接影響を与えることになります。
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