ケビン・デュラントとマット・イシビアのSNS対決:優勝文化とは

NBAのフィニックス・サンズのオーナー、マット・イシビアがCNBCで「超才能ある選手を獲得しても必ずしも優勝にはつながらない」と発言したことを受け、ケビン・デュラントは自身のSNSで「#blameKD」というハッシュタグを使って反論した。イシビアの発言にはより多くの文脈があるが、デュラントは見出しに腹を立て、予想通り反撃した。
両者のSNS上でのやり取りは以下の通り。
デュラント:「#blameKD even though KD stayed on top of his game at 36 and got u back this “culture” you love so much. Aye, Matthew acts like I got arrested for a DUI or sumn. Back to threads 😂😂😂😂😂😂😂」 イシビア:「You obviously didn’t watch the clip. 😂 Didn’t blame you @Kdtrey5, but am happy with the culture we are building here in Phoenix. We got the right guys and right focus now and are excited for this season. … Good luck this season in Houston.」 デュラント:「U should be giving Thanks every chance u get. You don’t have to pay me an absurd amount of money to play for another team.」
イシビアはCNBCで、2023年2月にチームを購入した直後に行ったデュラント獲得トレードについて、当時を振り返って次のように語った。「チームは西カンファレンスで8~9位だった。若い選手もいたが、優勝できるかどうかが課題だった。私は『贅沢税を払ってでも優勝を目指す』と言った。そしてケビン・デュラントを獲得した。彼は優れた選手で実績もあるが、それは私のビジョンに沿ったものではなかった。数年経っても成功しなかった。その後、私はデュラントをトレードし、自らのGMと新コーチを迎え入れ、組織として求める人間像を明確に定義した。それが『Suns DNA』だ。ディロン・ブルックスやジョーダン・グッドウィン、コリン・ギレスピー、そしてデビン・ブッカーのような選手だ。昨季は45勝を挙げてプレイオフに進出した。私が学んだ最大の教訓は、チームの文化と指針を定義し、それに従うことだ。最初はただ資金を問題に投げつけていただけだった。明確な文化やビジョンがなかったため、超才能ある選手を獲得しても優勝にはつながらないのだ。」
この発言には一理ある。ウォリアーズ(ステフィン・カリーが在籍し、イシビアの言うような基盤となる優勝文化が存在した)を例外とすれば、デュラントを獲得したチーム(ネッツ、サンズ、ロケッツ)はいずれも優勝に至っていない。