バスケットボール ・ 2026-09-21

NBAクリッパーズ・カワイ・レナードの契約問題と罰金

Photo: karim Ouakkaha (Pexels)

NBAがロサンゼルス・クリッパーズとカワイ・レナードの契約問題を調査し、約1年かけて結果を発表した。クリッパーズは5つの1巡目ドラフト権を没収され、3000万ドルの罰金を科せられた。オーナーのスティーブ・ボールマー氏は1年間の停職、バスケットボール運営責任者のローレンス・フランク氏は6か月の停職、事業運営責任者のジリアン・ザッカー氏は1年間の停職処分を受けた。レナード自身は70万ドルの罰金を支払うだけで、懲戒処分は免れた。この処分は、25年以上前にミネソタ・ティンバーウルブズがジョー・スミスの契約問題で受けた処分と似ているが、重要な違いが存在する。

2000年のティンバーウルブズのケースでは、スミスがチームと「契約金額を抑えることでキャップの余裕を確保する」ことを条件に契約したという文書による合意が存在した。その結果、スミスの8600万ドルの契約は無効となり、その多くを失った。一方でレナードの場合は、クリッパーズが彼の広告収入を隠匿する手助けをしたという証拠はあったが、レナードの契約当初の合意とこれらの契約を結びつける文書による証拠は見つからなかった。この違いが、レナードが罰金を支払うだけで済んだ要因となった。

NBAはレナードとNBPA(選手協会)が罰金の額に合意したため、訴訟や仲裁手続きを経ずに件を解決した。レナードは現在の契約の残り1シーズンを残しており、事態が落ち着けばトロント・ラプターズにトレードされる見込みである。また、クリッパーズとラプターズがトレードに合意した際、レナードは長年所属していた代理人ミッチ・フランケルとその叔父デニス・ロバートソンとの関係を解消した。ロバートソン氏は調査において、クリッパーズにこれらの契約を迫った人物として何度も名前が挙がっていた。


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