アメリカンフットボール ・ 2026-09-14

デリック・ヘンリーがNFL歴代3位のラッシングタッチダウンを達成

Photo: Jesús Esteban San José (Pexels)

NFLの歴史を刻んだデリック・ヘンリー

ボルチモア・レイブンズは開幕戦のインディアナポリス・コルツ戦で、将来の殿堂入りが確実視されるランニングバック、デリック・ヘンリーが歴史的記録を達成した。ヘンリーは試合前半に2本、第4クォーターに1本のラッシングタッチダウンを記録し、キャリア通算125本目でNFL歴代3位に浮上した。

「歴史的記録への挑戦」

ヘンリーはシーズン開幕前、ラン・タッチダウン歴代4位につけていた。第1クォーター残り4分5秒、4ヤードのランでTDを決め、レイブンズは14-7とリード。このTDが通算123本目となり、殿堂入りランニングバックのマーカス・アレンと並んで歴代3位となった。第2クォーターには32ヤードを駆け抜ける2本目のTDでアレンを抜き、通算124本目を達成。このプレーは、ヘンリーの優れた視野、強さ、そしてクロージングスピードという多彩な能力を示すものだった。

第4クォーターには3ヤードのTDでこの日3本目となる「ハットトリック」を達成。ヘンリーはラマー・ジャクソンのハンドオフを受けると、ディフェンス陣全体を振り切って左コーナーへ走り抜けた。このTDが通算125本目となり、レイブンズは38-16とリードを広げた。

「歴代トップの壁」

この日ヘンリーが抜いたアレンは、1997年シーズン後に引退した時点でNFL史上最多のラン・タッチダウン記録保持者だった。アレンは第18回スーパーボウルMVP、1985年NFL MVP、1993年NFLカムバック賞に輝き、史上初の通算1万ラッシングヤード&5,000レシービングヤードを達成した選手でもある。また、第18回スーパーボウルで記録した74ヤードのランはスーパーボウル史上最長として22年間保持され、第40回スーパーボウルで当時スティーラーズのウィリー・パーカーに破られるまで塗り替えられなかった。

ヘンリーより多くのラン・タッチダウンを記録しているのは、殿堂入りしたエミット・スミスとラダニアン・トムリンソンの2人だけである。NFL歴代ラッシングヤード1位のスミスは、カウボーイズとカージナルスで15年間プレーし、通算164本のランTDを記録。トムリンソンはチャージャーズとジェッツで11年間プレーし、145本を記録した。

「次の目標は14,000ヤード」

ヘンリーはこの試合前、キャリア通算ラッシングヤードで歴代10位につけている。通算14,000ヤードまで1,000ヤードを切っており、達成すれば史上7人目となる。


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